音楽理論講座 2024【その3】

音楽理論講座 2024【その3】

【音名の英語表記 ③】

 音名には英語表記の他に日本語表記もあります。普段使っている「ドレミファソラシド」はイタリア語表記です。

イタリア語
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド
英語表記
C、D、E、F、G、A、B、C
日本語表記
ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、イ、ロ、ハ

 日本語表記では「#」を「嬰(えい)」、「♭」は「変(へん)」を用いて表記します(例、C# → 嬰ハ)。
 日本語表記も合わせて覚えておきましょう。

 コード表記の先頭にあるアルファベットは基準となる音の音名を示しています。
 例えばF#m7ならF#が基準となる音になります。
 この「基準となる音」のことを「主音」とか「ルート音」または「根音」などと言います。
 ケースバイケースで呼び方が変わって厄介ですが覚えておいてください。

 音名の英語表記については以上です。次からは「度数」の説明に入ります。

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