友人に勧められて読みました。
図書館で「中島なんとかいう人の湯殿山ありますか?」と言ったら、迷わず出してくれた。
本のカバーのタイトルは弘法大師の潅頂暦名(京都神護寺蔵)からの集字。
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なので、私のサムネも同書から集字してみたんだけど、私的には「月」の字はこちらのほうが好きなので。たぶん「山」の字はカバーと同じ。
文字の向こうに見えるのは「高野大師行状図画」から、大師が高野明神に会い高野山を教えてもらうところ。月山に向かうところから始まる小説なので、月山と高野山をオーバーラップさせてみました。
映画はYouTubeで見れる。
(私のシアパのアーカイブからもPCなら行けるからな?)
youtu.
youtu.
youtu.
youtu.
youtu.
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この小説のユニークな、そして美しいところは、一文の中に相矛盾する表現があるのにそれが融合して全くケンカしないどころかごく自然。要するに私たちの日常の心象風景なんだよね。