因果の道理
こんにちは、お疲れさまです🙇
今日は、因果応報、因果の道理のお話です。
皆さんは、因果応報という言葉をご存知ですか？
なんとなく耳にしたことはあるのではないでしょうか。
因果応報（因果の道理）とは
原因＋行為
↓
結果 運命
ということです。
すべての行いは、その行いによりもたらされる結果に繋がるということです。
その行いによりもたらされた結果は
善因善果
悪因悪果
自因自果
となるわけです。
良い行いは良い結果に繋がり
悪い行いは悪い結果に繋がります。
要するに、自分のすべての行いは自分自身に帰ってくるという仏教の根幹の教えです。
こんな歌がありますので、ご紹介します。
まけば生え まかねば生えぬ
善し 悪しの
人は知らねど 種は正直
因果応報を表した歌ですね。
そして、因果応報からは逃れられません。
『剛力不滅』という言葉があります。
これは、剛力＝自分の行い
不滅＝消えることがない。
自分の行ったことの結果は消えることがない。
悪い行いも、善い行いも、それを行った本人に必ず返ってくるという事です。
そして、その行いは仏教においては三業（さんごう）あると言われております。
①身業 体を使って行う行為
②口業 言葉にして発すること
③意業 心で思うこと
の3つの行いがあると言われておりますが。
さて、ここで問題です。
この③つの行いの中で一番良くない行為は何でしょうか？
答え：③の意業です。
①の体で行う行為が一番悪いと思われがちですが。
実は。体で行ったり言葉にしたりという行為は全て、心に思う事を行っているとの事で
仏教では、心に思う行為が一番の害悪とされています。
よって、人に暴力を振るったり、暴言などを吐かずにいれば、因果応報の対象にならないと思ったら大間違いですね（笑）
あいつムカつくから死ねばいいのにとか思うと因果応報ヘイトが向きますよ（怖）
なので、心根を穏やかに、何事にも慣用で、人を許せるという心を待たなきゃダメなんですよね（汗）
なので、みなさん！！！
あなたに嫌な思いをさせたあの人も、あなたから搾取したあの人も、あなたの陰口を言いふらした人も
あなたを死ねばいいと思ってる人も、すべて因果応報のヘイトが向いてその報いを受けなければなりません。